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2026年4月28日、ヤクルト10-5阪神。神宮に乗り込んだ阪神は、先発才木浩人が2回裏に佐藤輝明の悪送球と外野の連携ミスが絡んだ一挙6失点で序盤に試合の大勢を決められた。4回表に大山悠輔の4号3ランで3点を返したものの、6回に武岡、7回に赤羽の2発が出てヤクルトに突き放され、首位との直接対決の初戦を落とした。
2回裏、佐藤のエラーから崩れた6失点
0-0で迎えた2回裏、先頭5番赤羽由紘の打球を三塁手・佐藤輝明が悪送球(記録は失策)して才木が走者を背負うと、6番岩田が内角球を右へ運ぶ単打で続いて無死一・二塁。ここで7番古賀がセンター前へ運んだ当たりで、センター福島とライト森下の打球処理に連携の食い違いが生じてしまい、抑え切れたはずのプレーがそのまま先制タイムリーになって0-1。続く8番武岡も無死一三塁の1-0からタイムリーで0-2。エラーに外野守備の意思疎通の乱れが重なって連続失点に結び付き、流れがヤクルトに完全に傾いた。
追い打ちになったのが続く9番投手・吉村貢司郎への四球。満塁の場面で打順が一回りして上位に戻り、1番長岡秀樹がセンターへ2点タイムリー二塁打で0-4。2番丸山はセカンドフライで1死二・三塁にしのいだものの、3番内山もセンターへタイムリー単打で0-6。この回1イニングで打者一巡を許し、才木は2回52球で6失点(自責5)の早期降板となった。
才木自身は球速・球威ともに球質が大きく崩れていたわけではなく、低めへのボールの勢いも保たれていた。それでも一度狂った歯車を噛み合わせ直すきっかけを掴めないまま、エラーから始まった連続安打+四球+外野連携ミスの流れを最後まで止められなかった。今季2勝0敗でローテーションを引っ張ってきた背番号20が、神宮で今季初黒星を背負った。
4回表、大山悠輔の4号3ランで一矢を報いる
0-6の4回表、3番森下翔太が吉村から右へ二塁打を放って先頭打者で出塁。4番佐藤輝明が四球を選んで一・二塁とし、5番大山悠輔がカウント0-2と追い込まれてからバックスクリーン右に飛び込む今季4号3ランを放り込んだ。3-6、3点差まで詰め寄った。
大山は近本不在の打線で4番佐藤の後ろを任された5番起用。追い込まれてからの一振りで先頭森下の二塁打と佐藤の四球を一気に得点に結び付け、ヤクルトの先発吉村に初めて土をつけた一打になった。続く5回表にも阪神は1点を加えて4-6まで詰めたが、ここからヤクルトの2人の本塁打が阪神の追い上げを断ち切る。
6回武岡ソロ、7回赤羽3ラン、ヤクルトの2発で勝負あり
4-6の6回裏、3番手石黒佑弥が8番武岡龍世にカウント2-2からバックスクリーンへ運ばれ、今季1号ソロで7点目。ビハインドが3点差から4点差に開いた。
7回裏には4番手富田蓮が登板。2番丸山、4番サンタナの単打で一・三塁の場面を作られ、5番赤羽由紘がカウント2-0からレフトスタンドへ運ぶ2号3ラン。10-4とヤクルトが再び6点差に突き放し、これが試合を決めるダメ押しになった。9回表に阪神は伏見の代打内野安打と植田の押し出し四球で1点を返したが、10-5でゲームセット。
中野・森下も自打球で途中交代、近本に続く負傷リスクの連鎖
2番中野拓夢と3番森下翔太が試合中、それぞれ自打球を足に当てて途中交代する場面があった。中野はセカンド、森下はライトとしてスタメンに名を連ねていたが、いずれも交代を余儀なくされ、中野に代わって前川、森下に代わって植田が起用される打線の組み替えになった。
4月26日には1番打者の近本光司が広島戦で左手首付近に死球を受けて骨折・ファーム合流が決まったばかり。今度は同じ試合で2番中野と3番森下が自打球で交代する事態が重なり、上位3人の中軸選手が立て続けに負傷リスクに直面する厳しい状況になった。検査結果次第では翌4月29日のヤクルト戦にも影響が及ぶ可能性があり、編成と打線の組み替えへの波及が気がかりな1日になった。
才木今季初黒星、首位ヤクルト戦の初戦を落として4/29第5回戦へ
才木は2回6失点(自責5)で今季初黒星。これでヤクルトとの今季対戦成績は阪神の2勝2敗のタイに戻った。神宮3連戦は明日4月29日(水)の第5回戦が14:00開始、4月30日(木)の第6回戦が18:00開始で続く。近本光司を左手首骨折で欠き、中野・森下にも自打球での離脱リスクが重なった打線でどう首位を追走するかが、4月最終週から5月頭にかけての阪神の課題になる。
試合情報
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
| ヤクルト | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | × | 10 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合 | 2026年セ・リーグ ヤクルト対阪神 4回戦 |
| 日時 | 2026年4月28日(火)18:00 |
| 球場 | 明治神宮野球場 |
| 観客 | 29,328人 |
| 試合時間 | 3時間10分 |
| スコア | ヤクルト 10 - 5 阪神 |
| 本塁打 | 大山 悠輔(阪神/4号3ラン・4回表/吉村) 武岡 龍世(ヤクルト/1号ソロ・6回裏/石黒) 赤羽 由紘(ヤクルト/2号3ラン・7回裏/富田) |
| 勝利投手 | 吉村 貢司郎(2勝3敗) |
| 敗戦投手 | 才木 浩人(2勝1敗) |
| セーブ | — |
スタメン
| 東京ヤクルトスワローズ | 阪神タイガース | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 打順 | 選手 | 守備 | 打順 | 選手 | 守備 |
| 1 | 長岡 秀樹 | 遊 | 1 | 福島 圭音 | 中 |
| 2 | 丸山 和郁 | 右 | 2 | 中野 拓夢 | 二 |
| 3 | 内山 壮真 | 二 | 3 | 森下 翔太 | 右 |
| 4 | サンタナ | 左 | 4 | 佐藤 輝明 | 三 |
| 5 | 赤羽 由紘 | 一 | 5 | 大山 悠輔 | 一 |
| 6 | 岩田 幸宏 | 中 | 6 | 髙寺 望夢 | 左 |
| 7 | 古賀 優大 | 捕 | 7 | 坂本 誠志郎 | 捕 |
| 8 | 武岡 龍世 | 三 | 8 | 小幡 竜平 | 遊 |
| 9 | 吉村 貢司郎 | 投 | 9 | 才木 浩人 | 投 |
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